植物由来のごみ袋は何が違うか!
どうも。
「今日もコーヒーが呼んでいる。」編集長エスプレッソが
植物由来のごみ袋は何が違うか!その謎を調査した。
今、温暖化や森林伐採、海洋汚染など地球規模での問題が進む昨今。なかでも「海洋プラスチックゴミ」による汚染は、すでに深刻な問題だ。
この環境対応の流れから、日用品でも環境対応商品を見かけるようになってきたな。
皆は植物由来のごみ袋が販売されていることを知っているだろうか?
オルディでは「asunowa(あすのわ)」プロジェクトとして環境負荷低減商品を販売している。
URL:asunowa by ordiy
今回は、植物由来原料を用いたごみ袋について商品管理部にその謎の聞き取り調査を行った。
聞き取り調査したのは、この3つの謎だ!
謎1:どんな植物からつくっているのだろうか
謎2:普通のごみ袋より弱そう。性能は同じなのか
謎3:ほんとうに環境にはやさしいのだろうか
謎1:どんな植物からつくっているのだろうか
ごみ袋は、サウジアラビアなどで採掘された石油から、ポリエチレン(C₂H₄)ₙというプラスチック原料が作られてる。
植物由来のごみ袋は植物が入っている感じには見えない。
その謎を聞くと・・・
その植物とはサトウキビだと。
サトウキビを絞った汁を原料として、ポリエチレン樹脂を作ったらしい。
あの甘いサトウキビの汁なのか!
謎2:普通のごみ袋より弱そう。性能は同じなのか
石油・サトウキビともに、原料からポリエチレン材料にしている。
石油 → ポリエチレン(C₂H₄)ₙ→ごみ袋
サトウキビ → ポリエチレン(C₂H₄)ₙ→ごみ袋
ということは、植物由来でもポリエチレンなので、強度や色なども同じということらしい。
うーん確かに。これまでのごみ袋と植物由来のasuowaを比べても見た目も感触じも同じだ。
さて、もうひとつ気になっていることを試してみよう。
サトウキビの甘さを感じるかをナメてみた。
甘くない。
謎3:ほんとうに環境にはやさしいのだろうか
植物は光合成するからCO2を吸収しているからだと!
皆さんも小学生で学んだ「光合成」。たしか、太陽の光を浴びている植物はCo2を吸収していると。
この差が温暖化に貢献しているということか。
植物由来原料が25%以上だからエコマーク認定商品でもあるようだ。
計画的に栽培する土地で食用として余ったサトウキビやその絞りかすでプラスチックを作るので、栽培にも環境のことを考えているらしい。
今回調査した植物由来のごみ袋はどんなものかをまとめると
植物由来のごみ袋はサトウキビの汁を利用しプラスチック原料(ポリエチレン)を使っている。
出発原料は違うが、プラスチック原料(ポリエチレン)のため、性能は同じ。(甘くない)
サトウキビ育成時の光合成でCo2を吸収するから、この植物由来原料は石油由来原料より70%Co2を削減できる。
これだけ聞くと、性能は同じで環境にやさしいのだからもっと多く販売されても良いはずだが・・・
気づくのが遅かった! その理由はまた今度聞こう。
最後に、
SDGs(持続可能な開発目標)って言われてるが何もやってないな。
身近にできるごみ袋からエスプレッソもやってみるか。次世代のために。
「あなたの家にいつもおるでぇ~(オルディ)」
ポリ袋報道部エスプレッソがお伝えしました。
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